ステッカーとかワッペンとかが好き。子供のころから大人になった今でも。NHKの某番組の説明では、子供が3歳ぐらいになると自我が芽生えはじめ、好きな形や柄のシールを見つけ、自己表現をするために貼っていく…
とのことらしい。

車やクーラーボックスにペタペタとステッカーを貼っているおじさんたちもきっと、そのブランドが持つストーリーに共感したり、愛したり、推したりしながら、私はこのブランドが好きですよ、私はこんな人間ですよとアピールしたいのだろう。カラフルでいろんなデザインを組み合わせて紡ぐのもとっても楽しいし。


一番新しいクーラーボックス。もう少しべたべた貼りたいけれど少し恥ずかしい。中心の羽根デザインのは何かステッカーを買ったときのおまけ、なのにセンター。笑

30年くらい前に長久手の上州屋さんでとりあえず買った安クーラー。こんなに長くお世話になるとは…。
最初はポパイの黄色いステッカーを貼ってました。名古屋に住んでいたので153と41。

かなりお気に入りのコーデルのビンテージワッペン。年代で刺繍の感じがちょっと違う。

自作パーカーにビンテージワッペンが合うかとパソコン上でいくつかシュミレーションしてみた。
たくさん作りたいけれど使ってしまうのがもったいない気がしてしまい結局↓↓↓

たくさん在庫があるミッチェルに。いい感じ。

これは大学生の頃からずっとお気に入りのブルゾンにつけていたフェンウィックのワッペン。
ブルゾンの方がいい加減ぼろぼろになってしまい泣く泣く処分したのでワッペンは取り外して保存中。

アブが好きでミッチェルが好きなら嫌いなはずがない「いつか貼る」ガルシアロゴたち。
何かに貼りたくて買う時もあれば、すぐにどこかに貼るわけではないのに買って置いておく時もある。
というより珍しいものを見つけると確保しておきたくなる、の方が近いかもしれない。
以前に、テレビだったかネットだったかどんな内容だったかもうろ覚えだけれど、ご夫婦の価値観の違いみたいなものを取り上げていた。妻は組み立てもしない夫のプラモデルが増えることが理解できないといい、夫はいつか組み立てることができる挑戦権を獲得していることが嬉しいといい反論をしていた。
まさにこれだと思った。いつか来る(多分来ない)ガラス一面に好きなブランドのステッカーを貼ることになった日のために、或いは、ピカピカの漁船を買って(多分買えない)一部分をステッカーでお洒落に飾りたくなった時のために、はたまた、釣り用のガレージ(ないけど)にワッペンを並べてフレーミングしたインテリアアート額を飾る時が来た時のために、「レアなあのステッカーがある、お気に入りあのワッペンも持っているぞ」というその状態が嬉しいのだと思う。
今昔、周りのみんながタックルボックスにラパラとかバリバスとかダイリキとか貼っていたのがとても懐かしい。
(歳を重ねてきてひょっとしたら要らない???なんて思い始めてもいる)
