MORE JITTERBUG

Unpainted

マスキージッターバグ

Color No. - unpainted Musky 1-1/4oz (G700-??)

無塗装のマスキージッターバグ。塗装をはがしたような形跡はないので、おそらく塗装前のブランクにリップとフックが取り付けられたものだと思います。

あゝ素敵。


無塗装のものはアーボガスト50周年を記念してつくられたブックレット「The First Fifty Years」の中にイメージ画像がありますが、同時代のモノかどうかはわかりません。


う~ん、かっこいい。


マスキーの3本フックはいかつくて魅力的。どことなく錨みたい。

少し話がそれますが、(自身の覚書としても)、
1990年のアーボガストカタログでマスキーの箇所がリニューアルされて、それまで使われていたリグ仕様のイメージ写真がヒートン仕様のものに変更されました。ですが、実際にはもっと早い1970年代終わり頃からヒートン仕様のプラボディーに変わっていたと思います。
マスキーのカタログカラーは3hookが発売された1949年から1970年代まで少なめで、だいたい「700R Red Head」「701F Frog」「702B Black」「703Y Yellow」「704S Black Scale」「705P Perch」の6色でした。(1957年のみフロッグはホワイトベリーとイエローベリーと2種類掲載、1963年と1964年は表記が曖昧でよくわかりません。1965年に「K9 Coach Dog」が追加されました)以降1976年のカタログまではR-F-B-Y-K9-S-Pと表記されています。
それが1977年からパープルスケールやチャートリュースなども追加され一気に20色位になりました。おそらくこの77~79年頃からヒートン仕様のプラ素材が中心になっていったと思います。80年代はいくつかの限られたカラーのウッド素材にはケースに金色の「WOOD BODIES」というシールが張られていたので、プラと区別されていたのだと思います。1991年からは“マグナム ジッターバグ”に変わり、1992年のカタログからはウッド製とプラ製と両方が掲載されています。(1996年から“XL ジッターバグ”となっています。)




これでパイク釣ってみたいなぁ。