Color No.01 Red Head 1939-2026 5/8oz (G650-01)他
2026年に購入した最新の現行ジッターバグ5カラー。ジッターバグの長い歴史の中で、数えきれない程のカラーが登場しては消えていきましたが、この5つのカラーだけは登場の最初期から80年以上ずっとカタログカラーであり続ける超伝説カラーです。
写真左から 01番 Red Head レッドヘッド、02番 Black ブラック、03番 Yellow イエロー、05番 Perch パーチ、06番 Frogフロッグ(ホワイトベリー)です。パーチ以外は釣具の杉本さんで購入、パーチはAmazonで購入。輸入品のジッターバグ現行品が当たり前に購入できるのは本当はとても有難いことだと感じます。

*1939年のアーボガスト社のカタログで初めてジッターバグが登場し、 “ Six Beautiful Finishes- Frog, Red Head, Black and Silver Scale, White and Silver, Perch, and All Black ”と記されています。
Yellowのみ1年遅れて翌1940年の登場です。登場6色のうち、White and Silver Scale は1942年に、Black and Silver Scaleカラーは1947年に、それぞれカタログ落ちしています。
*改めてですがジッターバグ登場は1938年と言われています。何年か前の公式サイトのThe Arbogast Story の記述の中に“ジッターバグが1938年に導入された時”という記述がありました。また1994年のアーボガストカタログでは“favorite topwater bait since 1938”というテキストも見られます。ジッターバグが誕生したのは1938年になっていますが、アメリカ人コレクター サムさんの著書によるとジッターバグが最初にカタログに掲載されたのは1939年のようです。1938年のカタログは見たことがないので確認はできていません。

今回の購入は2026年ですが、パッケージは2種類ありました。おそらく画像右側(パーチカラー)が最新のパッケージではないかと思われます。どちらも中国製です。
(絶対ではありませんが、プラドコ初期2000年頃はエルサルバドル製で、その後2009年頃まではアメリカ製、2010年代頃からは中国製だと思います)

本章では1939年~1997年までのフレッドアーボガストのオリジナルのカタログカラーの掲載年はまとめましたが、プラドコ期になってからのカタログカラーをまとめたことはなかったので、1998年~2026年までを表にしてみました。
(完ぺきではなくところどころ推測の部分もありますので参考程度にご覧ください)
2003年までは1997年のオリジナルのフレッドアーボガストのカタログカラーをそのまま継続しています。その後2004年に81番 Chartreuse 、91番 Flame Red Black Back 、135番 Brown Parrot 、403番 Tennessee Shad の4色がカタログ落ちし、さらに2013年頃に11番 Yellow Coach Dog と132番 Bass もカタログ落ちします。なぜか115番Fire Tigerはずっと継続して販売されています。
フロッグとコーチドッグはオリジナルアーボガスト時代からずっと強い決意をもって?それぞれホワイトベリーとイエローベリー、ホワイトベリーとオレンジベリーの2色展開で続いていますが、ホワイトベリー1色でいいのでは?ってちょっと思っています。

1998年からのアーボガスト製品は国内のプラドコ製品正規代理店であったオフトがそのまま取り扱いを始めたと思います。(それ以前のオリジナルフレッドアーボガスト時代は私たちおじさん世代には馴染みの深い「新東亜交易&ツネミ」のコンビが輸入&販売。)で、2018年のオフト廃業以降はスミスが代理店業務を引き継いでいます。また、スミスからは2019年と2023年にスミスカタログとは別にプラドコ製品のみのお洒落で美しいコンセプトブックも制作されています。こうして国内でジッターバグが広く紹介されるのはとても嬉しく思います。
*「PRADCO CONCEPT BOOK 2019」を企画されたこちらのスミスの方?の情報によると、オフトもプラドコも紙のカタログは2016年が最後だったようです。私も紙媒体世代なので紙のカタログがなくなっていくのは寂しい限りです。
&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&
ジッターバグのカラーが数字で統一されるようなったのは1977年頃からで、1番がレッドヘッド、2番がブラック、3番がイエロー、5番がパーチ、6番 がフロッグです。
では4番は? 4番は シャッド(Shad)カラーでカタログ掲載年は1957年~1993年です。オリジナルアーボガスト期にもうすでに生産終了となっていますので1998年~のプラドコ期にシャッドカラーは存在しません。

???
あれ、ありました。これは何でしょう? たぶんレアです。(笑)
G605-04 3/8oz 2003~2005年頃?
(4番 Shadだけでなく、12番 Red Coach Dog と13番 Purple Coach Dog もありました)

書籍でも書きましたが、
1938年にフレッドアーボガストさんがジッターバグを作った時、80年経ったのちの日本で、最新のレッドヘッドが販売されているとは予想しなかったことでしょう。長い歴史の中でジッターバグというルアーが不朽の名作であり続け、たくさんの釣り人に愛されてきたという証明です。この先50年後、100年後にジッターバグがどうなっているか想いを巡らすのもとてもわくわくします。

