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black and silver scale

ジッターバグブラックスケール

Color No.  Black and Silver Scale 1939-1942 or 1946 5/8oz

ステンシル(背中にJITTERBUGネーム)の入った希少なブラックスケールカラー。最初期のジッターバグのスケールカラーはブラックとホワイトでした。ホワイトについては以前に書きましたので こちら をご覧ください。







よく似たカラーのブラックスケールとグリーンスケール。
今回はブラックスケールとそれに続くと思うグリーンスケールについて。

結論から言うと、「Scale」というカラーは、ジッターバグ登場時はブラックで、1940年代中頃から終わり頃にブラックとグリーンが並行する移行期があり、1950年代からはグリーンになり1950年代後半に廃番となったと思います。スケールカラーの正式名にGreen という表記が使われたことはおそらくないと思います。



ブラックスケールの方はパテントありでグリーンスケールの方はパテントなしです。
カップが交換されていなければ原則グリーンスケールの方が古いものということになりますが、このステンシルが入ったブラックスケールはほとんど市場に出ないので詳細は不明です。パテントなしの終戦後40年代終わりから50年代初めころのグリーンスケールはたくさん流通しています。



ブラックスケールいろいろ。



グリーンスケールいろいろ。




マニアックすぎますが、さらにもう少し詳しく説明すると、

はじめてジッターバグが掲載されたと思われる大変貴重な1939年?のフレッドアーボガストカタログ。

スケールカラーは、ジッターバグが最初に掲載されたといわれる1939年?のカタログで、 “ Six Beautiful Finishes- Frog, Red Head, Black and Silver Scale, White and Silver, Perch, and All Black ”と記載され、ブラックとホワイトの2色が登場しました。



その後、1940年と1941年のカタログでは背中にJITTERBUGのステンシルがないものが写真付きで掲載されています。
カラー名はそれぞれ、 Black and Silver Scale ・White and Silver Scale となっています。ホワイトがカタログ掲載されたのはこの3年で1942年にはカタログ落ちしています。



1942年と1943年のカタログ。
その後、ブラックの方は1942年のカタログで背中にJITTERBUGのステンシルが入った新しいイラストに変わり継続して掲載されました。カラー名は1939-41年と同じ Black and Silver Scale になっています。翌1943年のカタログでは、イラストは同じですが、カラー名からBlack and Silver がなくなり Scale という表記だけになり1946年頃まで掲載されました。
(ということは、1943年のカタログを制作するときにスケールカラーはもうブラックアンドシルバーではないということかもしれません、スケールはグリーンになるけれど、イラストはすぐに変更はできないからとりあえずこのままで、カラー名はスケールだけにしようって感じでしょうか?)



1952年~53年頃のカタログ。
その後1947年からはイラストはなくなり、カラー名に Scale と表記されるだけになります。1950年代前半には4Sの品番(スタンダードは654S、ピーナッツの方は604S)で紹介され、1950年代後半ごろに姿を消し廃番となります。



1949年のカタログでマスキーサイズが再登場しますが、マスキーサイズのスケールカラーはグリーンではなく、昔のBlack and Silver Scale のデザインのままで、カラー名は Black Scale と明記されました。このマスキーは1976年までSの品番でカタログに掲載されています。