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blue head/white

ジッターバグブルーヘッド

Color No.8 Blue Head 1949~54-56 5/8oz (G658-BL)

何百色もあるジッターバグカラーの中でも群を抜いて人気なのはやっぱり”Blue Head”だと思います。王道のレッドヘッドと同デザインで流通量が少ないのでとにかく魅力的なカラーです。



そんなブルーヘッドについて、



改めて発売年など書き出してみようと思います。一部推測や間違いもあるかもしれませんがお許しください。ブルーヘッドの品番は「08」「8BL 」「658BL」「658BH」「 608BL 」などが見られます。



■最初期1938年~1942頃のウッドモデル

ブルーヘッドはジッターバグが登場した最初期のウッド時代から存在していますが、この頃(40年代)はカタログへの掲載はないのでノンカタログカラーとなります。またこの時代にはバーチカルスクリューのロゴ無しプラボディーや青い骨付きバージョンなども見られます。古いウッドのブルーヘッドまさに至高のおもちゃだと感じます。



■1949年のカタログでカラー名にはじめて Blue Head が登場します

ブルーヘッドがカタログカラーとしては掲載されたのは1949年~54-56年のわずか5年ほどです。1949年のカタログで登場し1957年にはカタログ落ちしています。(54-56年というのは、55年と56年のカタログは確認ができていないので54~56年くらいまで発売されていたとのニュアンスです。)



■1954年のカタログに掲載されたブルーヘッドの写真(イラスト)



■プラボディーのスタンダードサイズと希少なピーナッツサイズ

1949年のカタログでは、スタンダードサイズ(5/8oz)とピーナッツサイズ(3/8oz)のカラーは each color とされていますので一応ピーナッツサイズのブルーヘッドもカタログカラーとして発売されたと解釈しています。その後、1950年のカタログではスタンダードサイズとピーナッツサイズのカラーは別表記となり、スタンダードサイズには Blue Head の表記はありますが、ピーナッツサイズにはありません。(51年と52年のカタログは確認ができていないので詳細は不明です。)ですので、ピーナッツサイズのブルーヘッドがカタログに掲載されたのはおそらく1949年のみなのでスタンダードサイズに比べ圧倒的に流通量が少ないのかもしれません。市場でもほとんど見かけません。



■リップ(カップ)のパテント№について

ブルーヘッドにはパテントナンバーが入っているものと入っていないものと両方のリップがみられます。ジッターバグのリップにパテントナンバーが入るのは1940年代終わりから1950年代初めごろだと思いますのでちょうどその頃の製造だと思います。また、上記ピーナッツサイズには何の刻印も入っていません。刻印なしリップは大戦初めころと40年代終わり頃に時々見られます。



■レアなマスキーサイズ

マスキーサイズのブルーヘッドは一度もカタログカラーとして表記されたことはありません。ノンカタログカラーの為詳細は不明です。写真よりももっと濃い色のウッド製?のものもいくつか見たことがあります。
また、スピニングサイズ(1/4oz)も雑誌に掲載された写真を見たことがあるので存在はしているようです。(欲しいなぁ)




ただ塗料が青いというだけなのにあり得ないくらい興奮します。
青色が気持ちを落ち着かせるというのはおそらく嘘です。



20数年前のタックルボックス誌に同じようなマスキーが写った小さい写真を見つけました。何となく同じシリーズのような気がしますがやっぱり年代などの詳細は不明です…雑誌に写っているのは、もしかしたらアメリカのコレクターで「JITTERBUG Collector’s Guide」の著者 Samさんが本に書いていた、プリンスさん→ドインさん→ロンベネットさん→サムさんと渡ったマスキーコレクションかもしれません。

(*参考のため当時の雑誌を引用させていただきましたが、もし何か問題や不都合等がありましたらすぐに削除いたしますのでご連絡ください。 引用 平成14年1月 TACKLE BOX No.239 企画/武山正美さん(トレーダース) TBスペシャル記事)



■2011年に発売された復刻ウッドモデル

2011年に発売された復刻ウッドモデル。背中に WOOD の文字が入っています。2011年3月にアメリカ先行発売で、その後日本でもオフトから発売されました。ブルーヘッドの他に「Red Head」「Frog」「Black」「Yellow/ Silver Ribs」「Natural Wood」「Coachdog」「Perch」の7色(計8色)が発売されました。

ルアーネットの当時のキャッチコピー↓
First TIME in DECADES!
Arbogast 3″ Wooden Jitterbug
When Arbogast started making Jitterbugs, they were all made from wood.
As time passed and technology change, they were made out of plastic.
Now after decades, we have brought back the wooden G650 as a lurenet exclusive lure.
We made 8 classic Arbogast colors in a replica Jitterbug package.



オールドを意識した黄色い箱入りでした。
ミニカタログが入ればもっともっといい感じだったのに…



■プラドコになってからのその他の復刻モデル

■さらに派生モデル

1990年代終わりにプラドコ(エビスコ)ブランドになってからショップオリジナルカラーやヘドンカラーなどがいくつか登場し、ブルーヘッドも限定カラーとしていくつか復刻されました。

【上の写真】
一番左がたぶん最初の復刻の凹み目(フラットアイ)で背中の文字は黒色です。2番目がスエード調の素材です。変色してピンクっぽくなっていますが発売時は綺麗なホワイトでした。(こちらは書籍で2009年頃の発売と記載しましたが、パッケージロゴの影やエルサルバドルの表記などからもしかしたらもっと早い1990年代終わり頃の登場だったかもしれません)3番目が2005年発売のオフト限定オリジナルカラー(プラスチックリップモデル)です。そして最後、一番右が2011年のオフト限定ビッグアイシリーズです。

【下の写真】
リブ(骨)模様やクリアボディー、ジョイントタイプなどもいくつか発売されています。
左から、
2009年 BHBRLM オフトオリジナル ブルーヘッドブルーリブ夜光ボディー
2011年 LBHH スミスビッグアイ ルミナスブルーヘッドヘリンボーン?
2013年 OFT13 オフトビッグアイ アルミリップブルーヘッドシルバープレート
2014年 BLUE/WHO/GLOW 魚矢ビッグアイ ブルーホワイトグロージョイント

写真の他にも
1990年代 JITTERBUG G650-?? アメリカスペシャルオーダー? ライトブルーヘッド
2011年  JITTERBUG G651-KJLBH カハラジャパン ライトブルーヘッド
も発売されています。
(カハラジャパンはリアルタイムで買えたのに何となく買い逃してしまい今になって著しく後悔しています)



まだ他にもあるかもしれませんが、私が現在知っている情報はこれくらいです、 
間違いもあるかもしれませんがお許しください。
もし他の情報や間違い等ありましたら修正しますのでお知らせください。



「釣りは人生からの逃避ではなく、人生に深く浸ることです」ハリーミドルトンという作家の名言らしい。
とても素敵な言葉。
JITTERBUG is not an escape from life, but often a deeper…