Old Tackle

luxor

フランス、ぺゾン・エ・ミシェル社の LUXOR ルクソール。ボディーはかなり薄く円盤のようなリールです。オールドリールとしてよく見かける、アメリカの BACHE H.BROWN AIREX MASTEREEL はこのルクソールを真似して作られたようです。



ミッチェルをも凌ぐ美しいデザイン。
オールドリールとしては珍しい、ハンドル回転時のカリカリやジージー音のしないサイレント仕様になっています。またアンチリバースの遊びもわずかで、 同時代のリールと比べ遥かに優れたリールだと感じます。


「BingのAI搭載のWeb用Copilot(副操縦士)」という最新のAIチャット検索をしてみました。

Q. Luxorという釣りのリールの歴史を教えて?

ほんの数十秒で…

A. Luxorという釣りのリールは、フランスで1930年代に開発された最初のスピニングリールの一つです。このリールは、ポール・モーボルグヌというフランス人が設計し、LLMという会社が製造しました。その後、ペゾン・エ・ミシェルという会社が販売と宣伝を担当しました1。Luxorは、半分のベールではなく、完全なベールと外部トリップを備えていました。これは、当時のほとんどのヨーロッパのリールとは異なる特徴でした2。Luxorは、強度と信頼性が高く、手動ピックアップに簡単に変換できることから、1950年代から1960年代にかけて、ロングアイランドやロードアイランドのサーフキャスターの間で人気がありました2。しかし、1970年代になると、Luxorの人気は衰えました。その理由の一つは、ペゾン・エ・ミシェルとモーボルグヌの間にトラブルが起きたことです2。もう一つの理由は、日本や台湾から安価で高性能なスピニングリールが登場したことです3。それでも、Luxorはアメリカのスピニングリールの歴史において重要な役割を果たしたことは間違いありません。


えーっと…この先これが当たり前になるのかもしれませんが…
凄すぎます


美しいブラウン(少しゴールドっぽい)カラー。ハンドルが平たくなったやや新しめのモデル。最初は黒いプラスチックなので木目ハンドルとかにカスタムしてみようかなどと考えたのですが、ずっと眺めていたらだんだんと躍動感のあるヒレのように見えてきて、けっこういいアクセントになっているような気がしてきました。オリジナルというのも尊重したいので、今は気に入ってそのまま使っています。


初期の金色リングのフェンウィックロッドにぴったり。同じような色のスプーンを選んだらトータルコーディネートもばっちりです。(金色リングがのモノが1962~63年製造のFS60、ミッチェルが付いている茶色リングのものが1976~77年製造のFS50)


こちらは少し青みがかったグリーン。最近流行り?のくすみカラーでなかなか素敵な雰囲気です。
おフランスはやっぱりとってもおサレ。


おそらくこの色に一番ぴったりと思われるロッド、20年くらい前のパームスシルファー。
お洒落xお洒落でそれはもう大漁の予感しかしません。


オールドタックルでの釣りは本当に楽しいです。